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このアラカルトでは、スタッフによる<番組からこぼれた話>の色々をお知らせしています。

≪あなたの穴場の季節教えてください≫

旅にはどこでも旬の時期があるのですが、その時には訪れる人も多くて、足、宿、食どれも思い通りいかないことが多いですよね。では、旬を外しても楽しめる時期はどんなケースか・・・先回のアラカルトでもご紹介しましたが、「遠くへ行きたい」の旅先ベスト10でトップ3が北海道、長野、京都。北海道、長野が何故多いのか。過去の新聞の記事などでも紹介されていますが、こちらはいずれも季節がどれをとっても、何らかの見所、楽しみがあるということなんです。春・夏・秋・冬、旅人が老・若・男・女〜これだけの組み合わせがあるのです。そのいずれかに当てはめて、ご自分の旅のプランをお作りになっては如何でしょうか…というのが私の「なぁんだ、そんなことか!」の提案ではありますが・・・
皆さんは≪ここだったら、この季節が穴場だよ≫というのをお持ちだと思いますが、よろしかったら教えて頂けませんか。このページで≪これぞ穴場、大本命≫自慢話大会を展開できればと思いますが、如何でしょうか?ご意見お待ちしています。

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編集者から:今回のアラカルトは編集者からの「旅番組の心得」、「ロケ現場での移動中の心得」についての今昔を少しお届けします。



         
 

《旅の心得・誰も寝てはならぬ》

「現場に出たら、油断してはならない」というお話です。

まずはフィルム取材時代に遡ります。(「遠くへ行きたい」が始まった時は未だフィルムだったのです)
大部分の方には想像の世界だと思いますが、16m/m 200feet巻きのフィルムで撮影されていたので、シャッターを押してカメラが廻り始めると、そのロールは5,6分で落ちてしまいます。
ですから「列車での移動」「ロケ車での移動」「歩いての移動」などの使える映像の有効打率を上げるためには、どこにどんなネタがあるやも知れぬという集中力が要求されました。

そして、ENG時代到来、一本のビデオテープで20分の取材が出来るようになり、列車やロケ車からの見た目の移動風景(主観移動)の撮影がカメラが廻っている時間を余り気にせずとも、可能になりました。

そしてそして、最近はSDカードでの収録をするようになって、更にカメラが廻っている時間を気にすることが少なくなったようです。
フィルム時代には考えられなかったことです。

番組がスタートした頃には移動が始まると、演出スタッフは勿論のことカメラマン、録音マン、アシスタントに至るまで「誰も寝てはならぬ」が合言葉でした。
どこにシャッターチャンスがあるかもしれないからです。

でも、前述しましたように、最近では収録可能時間が長くなったことで現場での「撮影する、しない」の切り替えが随分楽になったのはいいことなのでしょうが、
「東京駅を出た時から旅が始まる」と言う気分は薄くなったかもしれません。

以前は沿線風景を眺めながら「この辺りは旧東海道の雰囲気が残っているなぁ」「おや、もう田植えの準備が始まっている」「「あの茅葺屋根集落はどこだろう」「リンゴの花が咲き始めたな」等々、移動の最中に目を凝らすことで旅のヒントが色々あったので、移動中の「旅の心得」はとても役立つことだったような気がします。

とは言っても、最近は携帯電話やスマホを使うようになって、列車やロケ車に乗っていてもやること、やれることが増えたこともありますから、若いスタッフからは移動時間は情報収集、連絡事項などを出来る貴重な時間なんで、という声が聞こえそうで「昔はこうだったよ」とばかりは言えないのですが・・・

車窓からの眺めがヒントになって、旅が出来上がったこともありました。
東海道新幹線で大阪へ向かう米原駅へ5,6分前の車窓から、たんぼの端にレンガ造りの水門のような時計が見える所があり、気になっているディレクターが他にもいて「一度あそこへ行ってみよう」ということになりました。「あれは滋賀県五箇荘辺りではないか」と言うことで調べてみると、明治時代に作られた田んぼの水門であることが判明。更に此処の辺りは近江商人のふるさとと言われていた土地柄・・・ここから「近江商人の里への旅」となりました。

旅が始まったら「誰も寝てはならぬ」を合言葉にしていたからこその時代でしたが、車窓から見える田んぼの様子や花の咲く風景から季節を感じること、瓦屋根の色からその土地の様子を読み取ること等など、移動する列車から見える風景だけでも、これから始まる旅や次の立案のヒントはたくさんあるのです。

仕事で目的地に向かうことだけでなく、列車に乗ったら窓際に座って、移り行く風景を眺めることだけでも列車の旅の楽しみはどんどん増えていくと思いますから、皆さんも自分のお気に入りの風景を探してみませんか・・・




 

 



 
         
         
         
         
         
         
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