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(c)安野 光雅
 

みどころ

 
         
 

編集者から:「競馬大好き!」で知られる梃和夫さん、4年前の番組初めての旅では北海道で「ばんえい競馬」を愛する人たちを訪ねました。さて、今回は何処へ…? 春の競馬シーズンも開幕、東北には馬に関わる暮らしぶりが見られると聞きつけ、岩手県遠野から青森県十和田市へ…
旅先で出会う馬を見るたびに、楽しそうな表情に変わる梃さんの「お馬談議」に感嘆しつつ、初めて働く馬を間近にみて感動しました、というスタッフ・木村からの報告です。

 

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馬との触れ合いを体験してみると…
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遠野では飼育されている馬が
あちらこちらで見られます

 
         
 

伝統家屋「南部曲り家」

遠野は昔から、馬産地として有名です。「南部曲り家」は、母屋と馬屋がL字型に繋がり、母屋からいつでも馬の様子を見ることができる造りになっています。
この地方では昔から馬を大切にしてきたのです。

 

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見えにくいですが…左の小窓から
馬が顔を出していますよ〜

 
         
 

俺の相棒は1100キロの巨大馬!

曲り家に暮らす見方さん(74歳)がしているのは「馬搬」という仕事。馬搬とは、山で伐り出した丸太を馬を使って道路沿いの麓まで運搬するもの。トラックが通る道を作るために山を切り崩したりしないので、馬搬は山へのダメージが少ない方法なのです。
見方さんの相棒は、体重1100キロにもなる巨大馬のシンツバメ号。その体格からは想像出来ない軽快な動きで大きな丸太を運ぶシンツバメ号と、的確な指示を出して馬を操る見方さんの姿に、梃さんも感動を隠せない…

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見方さんとシンツバメ号
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仕事のあとの楽しみはこれ!
 
         
 

馬を愛する若き職人!

働く馬にとって必要不可欠なのが、馬のヒヅメを守る「蹄鉄(ていてつ)」です。蹄鉄を取り付ける「装蹄師」の菊池さん(34歳)は、馬が大好きでこの職業に就いたのだとか。
馬の足を抱きかかえ、熱した蹄鉄を馬のヒズメに装着、釘を打つ菊池さんの若き職人技に目が離せません!
そして、菊池さんもまた曲り家で、馬と一つ屋根の下で暮らしています。

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馬と息を合わせないとできない装蹄
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曲り家で2ヶ月前、子馬が生まれました
 
         
 

江戸時代から続く共同井戸

遠野を後にし、梃さんが次に向かったのは盛岡。盛岡には、岩手銀行旧本店本館(東京駅などを手掛けた辰野金吾の設計)や火の見櫓など、古い街並が残っています。
街を歩いていると、水場でお喋りするお母さんたちを発見。ここは江戸時代からあるという地元の人のための共同井戸。
今でも生活用水として使われています。ここへ野菜やお米を持ち寄って洗うのだそうですが、この井戸にはみんなが使うための“ある工夫”がされていました!
3人のおかあさんたちと梃さんが繰り広げる“井戸端会議”、昔から変わらない風景に注目です。

 

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洗う物に応じていくつかの水槽で仕切られています
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江戸時代から続く“井戸端会議”

 
         
 

たった一軒に…東北最後の馬具店

この地方で有名な「チャグチャグ馬コ」というお祭り。毎年6月に開催され、農耕で働く馬に感謝し、無病息災などを願うもの。
祭りの特徴は、やっぱりこの派手な装束!これを作っている「塩釜馬具店」は大正11年創業。東北でたった一軒となってしまった馬具店で3代目を務めるのは、塩釜孝さんです。チャグチャグ馬コの馬具のひとつ「頭絡(とうらく)」を見せてもらいます。馬の頭に付ける馬具なのですが、愛馬を守るための細かな秘密が隠されていました。
そして娘の亜希子さんもまた、4代目を継ぐべく馬具作りに励んでいます。

 

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派手な装束を身にまとった馬
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馬の頭に取り付ける「頭絡」
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チャグチャグ梃さん

 
         
 

日本で唯一!女性だけが参加する
“流鏑馬(やぶさめ)”


次は青森県の十和田市へ!とても気になる馬の競技が行われるというのです。
毎年桜が咲く時期に開かれる十和田市の「桜流鏑馬」は、女性だけが参加できる大会。これを始めた「十和田乗馬倶楽部」のオーナー・上村鮎子さんは、もともと男性による神事であった流鏑馬を、女性でも出来るスポーツに変えた第一人者なのです。上村さんから紹介されたのは大人に交じって、大会を目前に控えて練習に励む布施 蒼依ちゃん(中学2年生)、練習を見せてもらいました。
蒼依ちゃんの練習は、愛馬・スペードと鬼ごっこをすることから始まります。馬上で手を離して弓を打つ流鏑馬では、馬との関係作りが大切なのだとか。
そして4月23日、「桜流鏑馬」本番の時。蒼依ちゃんとスペード、果たして練習の成果を発揮することができるのでしょうか!?

 

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満開の桜の木の下で行われる「桜流鏑馬」
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大の仲良し!蒼依ちゃんとスペード
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結果やいかに!?

 
         
  旅のまとめ

スタッフ・木村から
東北には、今でも馬と共に暮らす生活がこんなにも残っていることを知った梃さん。馬と言っても、競馬しか興味のなかったという梃さんの今回の旅の終わりの言葉、素敵な〆でした。放送でご一緒にお楽しみ下さい!
     

編集者から:桜真っ盛りの馬場で行われた青森県十和田市での「桜流鏑馬」で中学生と馬との感動的な絆を見て旅を終えた梃さんの今回の旅、他にも馬と人との暮らし振りのシーンに触れることが出来ました。「日本の原風景」の一つでもありました…昔から続く“人と動物との暮らし”の素晴らしさ、どうぞ放送でご覧下さい。

次回、2307回は竹下景子さんが奈良県の隠れ里・曽爾(そに)村、大宇陀、室生寺を旅します。
曽爾村は関西では知る人ぞ知る隠れた桜の名所、そして最近は「とても小さなさかな」で村おこしをしています。さて、なにかな?
そしてそして、室生寺の秘仏の数々、薬草の里、吉野葛…一寸行ってみたくなる奈良県の山里への旅です。どうぞお楽しみに・・・






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